60歳で悪性リンパ節転移型の胃がんで、胃と十二指腸を摘出。3年後、第1回熊本城マラソンに体力測定のつもりで申込みました。しかし、大会2週間前に膝蓋骨骨折で入院手術。参加証Ｔシャツ受け取りのみの「幻の大会」となり、沿道での応援となりました。2回大会はまだ膝に2本のボルト固定用針金を付けた状態での参加となり、自分の足跡を記録に残す為、1キロごとのプラカードを写真に収めながら人生初のフルマラソン完走。この時の達成感と脳内覚醒が3回大会、4回大会も完走へと導き、強運の5回大会当選。今回はタイム更新を密かな目標に、健康寿命を更新したいと思います。熊本城マラソンに出会えたおかげで、今では3世代で各地の大会にも参加。夫婦で旅ランも楽しんでいます。新たな目標は、古希の記念に四国霊場八十八ヶ所走破です。

人生初のフルマラソンエントリーは、2年前の熊本城マラソン。半年前から練習を積み、開催1ヶ月前にはかなりの自信も付いていた。折りしも大会1週間後には我が家の初めての子宝となる妻の出産が控えていた。完走がいい前祝いになると、いよいよ気合いも高まっていた開催3日前、突然妻は産気づき、長い長い頑張りの末、愛娘が産まれたのはマラソン当日の朝。とても妻の元を離れる気にはならず、初のフルマラソン挑戦は幸せの中でのキャンセルとなった。翌年、前回成し得なかった初マラソン完走への想いと娘の誕生日祝いも兼ねて再度エントリー。ただ今度はいろいろあって約2ヶ月前からの練習スタート。絶対的な練習不足は妻と娘の沿道からの応援で何とかなる！と高を括り、いざ当日。なんと！娘が突然の風邪による発熱。無理はさせられないと、今度は沿道からの応援が当日キャンセル。これは辛かったな～。二人が応援を予定していた約半分の地点から私は急激な失速、結果あと5キロを残して関門でのタイムアップ。辛い辛い初マラソン挑戦となった…。
単純に自分の練習不足を二人のせいにしてゴメン。でも今回は応援ホント頼むよ！とにかく完走したいんだ！

息子から、「熊本城マラソン2015」で走ると弾んだ声の電話があった。息子は55歳、多少はランニングをしていたようだが、フルマラソンとは恐れ入った。元気なところを見せて、高齢の両親を喜ばそうという孝心か。帰省して毎日運動公園まで走り、完走すると意気込んでいたが、親としては「無理するな。参加することに意義があるのだ。」と老親らしい消極的アドバイスをしたが、笑っていた。熊日の熊本城マラソン応援の真っ赤なコートが見事当選したので、これにくまモンのエプロン掛けで、家内と福田病院前で待ち構えていた。なかなか息子の姿が見えずにやきもきしていると、鮮やかなブルーのユニフォーム姿の息子が見えたので、家内と小踊りした。息子は案外元気そうで、笑顔で颯爽と走って行った。「よし、こちとらも行くぞ。」と家内とジョギングで後を追った。熊本城まで近いのに、坂道が多く閉口したが、ゴール地点の城内で、息子と共に飲んだ振る舞いのコーヒーの美味しかったこと。息子は2016出場決定。待ち遠しい。

きっかけは、娘の結婚式のタキシードの試着をした際、最大サイズしか合わなかったことに始まる。当時の体重は、80kg。これじゃあやばいと、ウォーキングに取り組む。昼休みと帰宅後、雨の日以外はほぼ毎日歩く。歩くことに飽きて来た頃、新しいランニングシューズを購入。せっかくだからと、ゆっくり走りだす。そのうち、体重も60kg台へと突入し、15kgの減量に成功。洋服のサイズも、LLからＭとなり、買いなおす羽目に。図に乗って、熊本城マラソンにエントリーしたものの、当たった途端、完走できるか不安が増すばかり。1年程度のトレーニングで走ろうなんて、フルマラソンはそんなに甘くないと言われそう。でも、ここまで来たら、やるっきゃない。とりあえず、完走を目指して頑張るぞ。

今回の熊本城マラソンは、私にとって通算5回目という節目のフルマラソン大会出場になります。しかも、熊本は平成5年に東稜高校を卒業した私にとって、青春時代を過ごした大変思い出深い地です。にもかかわらず、高校卒業以来、進学・就職・結婚により長らく熊本の地に足を運ぶことができませんでした。ですので、今回の熊本城マラソンでは学生時代の思い出に浸りながら、久々の熊本の町を満喫して走りたいと思っています。そんな特別な思いで臨む熊本城マラソンですが、さらに思い出に残る大会にしようと、今年結婚10周年を迎えた夫と共に、二人揃って完走したいと思っています。目標タイムは、夫が5時間台、私がサブ5での完走です！

8月にニューカレドニア国際マラソンに参加！初マラソンでした。そこでエリック･ワイナイナ選手や日本人ランナーに出逢い、マラソンを通しての人と人との繋がりってホントに素敵だなぁ…と感じました。遅くゴールする私達を待ってくれていたエリック選手。熊本城マラソンにゲストランナーとして参加されることも、その時知りました。そして、そこで出逢った茨城の仲良し夫婦ランナー。熊本城マラソンでの再会を誓い、帰国後、早速エントリーしてくれました。そして見事のＷ当選。私自身は2回目のフルマラソン。5時間での完走を目標にスマイルを絶やさず走りたいと思ってます。みんなで完走！スマイル万歳！